ためになる「楽しい流木木工講座」


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1.    流木ってなんだ?

5.  ツボ押し棒を作ってみます

9.  ペンダントを作ってみます

2.    その流木をどうする 

6.  ボタンを作ってみます

10.  一輪挿しを作ってみます

3.    狙いの流木をゲットする

7.  樫の木のボタンを作ってみます

11. 植木鉢を作ってみます

4.    私の道具を紹介します

8. ネックレスを作ってみます

12. 流木磨きお試しセットの販売


6. ボタンを作ってみます

 今日は小さなボタンを作ってみます。小さなボタンは複数個をつくるため同じ作業の繰り返しになります。細かな仕事ですが、ステップを踏んで根気よくやっていきましょう。

作業順

作業名

写真

作業解説

1.

材料確認

昨日作ったツボ押し棒の切れ端がありましたね。枝の付け根の節の部分は硬くて年輪がきれいな材料です。今日はこれで作ってみましょう。

2.

薄くスライス

材料をバイスに挟んでのこぎりで薄くスライスします。目見当で切りますが、慣れてくると4ミリ幅5ミリ幅など大体の狙いにそろいます。

3.

カット材観察

7枚にカットできました。クラックが入っているのでボタンの形状を考えます。


4.

ナタで成形

今回は楕円形のボタンにしてみます。ボタンとして使えるところをナタで切り出します。

5.

グラインダー作業

80ディスクを使ったグラインダー(小)で形を作ります。大きめに角もとっておきます。

6.

穴位置マーキング

ボタン穴をあけますが、その前に鉛筆でマーキングをします。これも目見当ですが、このマーキングを頼りにドリル位置を決めます。

7.

ボール盤穴あけ

ボール盤で2ミリの穴をあけます。途端にボタンらしくなりました。

8.

平面磨き


ブルー, 古い, トッピング, チョコレート が含まれている画像

自動的に生成された説明

両面をサンドぺーパーで磨きます。22センチに切ったペーパーを机に敷いて、左手で側面を押え、右手で品物を510往復上下に動かして磨きます。#60からはじまって、#120、#240と進め、最後に#400で完了。

60はよく削れるので、ノコ目を消すだけではなく、厚さの調整にも使います。前のペーパーの磨き目を消しながら細かい目に進んでいくので、飛び越し作業はしないこと。

9.

ボタン穴
角つぶし

建物 が含まれている画像

自動的に生成された説明

ここで小さいドリルに6ミリビットをつけます。逆回転させながらボタン穴に押し付けて穴の角をつぶします。写真下が加工後。
ボタン穴に角があると糸が切れやすいとのこと。

10.

側面磨き

ケーキ, ワイヤー, チョコレート, 満杯 が含まれている画像

自動的に生成された説明

ここからサンダー(小)を使って側面磨きです。ペーパーは#100、#240と上げていき、#400で磨いて完了です。

11..

オイルフィニッシュ作業

ブルー, ケーキ, チョコレート, トレイ が含まれている画像

自動的に生成された説明

ワトコオイルでオイルフィニッシュ。指先でオイルを塗って30分ほどして布で拭き取ります。指先でオイルを塗りながら側面のキズなどをチェックします。

12..

おさらい

 

今回はサイズそろえを気にせずに作りましたが、セットで作るときはサイズをそろえることが必要です。5番のグラインダー作業の時に調整をし、810番の磨きの段階でさらに微調整をします。

8
番の平面磨きではペーパーを敷いて磨きましたが、こうすればペーパーがしわにならず、ボタンなら1枚で100個以上も200個でも磨けます。